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【熟年旅行】温泉津温泉のがわや旅館

2日目になりました。今日のお宿 ②泊目の温泉津温泉までのルートで、島根県の桜の名所を観光協会に問い合わせたところ、比較的標高の高い飯南町は、まだ桜の開花が続いているかも?との情報を得、玉造温泉から下図のルートで飯南町に向けスタート。

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国道54号線走行途中、道の駅とんばらの観光案内所で、張戸のお大師桜が満開との情報あり、下の地図をもらって臨時駐車場へ、

 

お大師桜ー11
駐車場に車を駐め、民家の間の路地を矢印の方向に進みます。
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坂を上がると、なんと大木に満開の桜が!
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お大師桜ー2
樹高15メートル・枝幅10メートル・幹周り4メートルの推定年齢200~300年の巨木。根元に弘法大師を祀った小祠が安置され、「お大師桜」と呼ばれており、田に水が張られると水面に花鏡となって映りこむようです。
丁度タイミングよくこの巨大な満開の桜をゆっくり堪能後、今日のお宿 温泉津温泉 のがわや旅館へ急ぎ、15時に旅館前に到着。
 のがわや
玄関を入り、フロント前の応接間でチェックイン手続きを終え、フロント横の階段で2階へ、
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2階の通路を真っすぐ(下図赤い破線)、マッサージチェアーの横を通り抜け、突き当りの階段を上がった部屋(松山)に案内されます。この旅館は全部で10室のみ。
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部屋に入ると7.5畳の控えの間に続き、奥に8畳の主室、周りに廊下、
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廊下に置かれた椅子の後ろに冷蔵庫、廊下入口側奥に洗面所、トイレが設置されています。
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カーテンを開けた窓からは、隣の家の畑?と古びた家屋の屋根瓦が見られます。
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今回の旅行の主目的の温泉入浴ですが、コロナ禍の折、ここの3つの風呂場(岩の湯、石の湯、たぬきの湯)は入浴後の消毒作業のため、すべて50分の貸し切り対応となっており、予約と入浴後の連絡が必要と注意を受け、夕方までの2回、夜及び朝の計4回の予約を済ませ、早速1階のたぬきの湯へ
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浴槽は2人が入れるほどの大きさがあり、お湯はかけ流し、少し鉄分の匂いがして、淡茶褐色でまったりとする感じ、舐めると塩辛い。このお湯は薬師湯温泉から引湯されており、源泉温度は45.3℃(使用位置で41.5℃)、Ph6.4で、ここのお湯の温度は41℃前後で管理されている模様。
尚、薬師湯温泉のお湯は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性中性高温泉)で、日本温泉協会公認の天然温泉、新基準検査の全項目(6項目)で、最高評価の"5"を取得!島根県では薬師湯だけとのことらしいです。
夕方までの予約の石風呂へ、脱衣場から扉を開けると、浴槽は石で区切られ、温泉部分は四角の浴槽のみで、L字部分は沸かし湯。湯量に限りがあることからの苦肉の策?のようです。
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夕食は部屋食で、海の近くの旅館の為か、我々好物の魚づくし料理コースで、配膳された料理順に写真を掲載しています。
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蕎麦、ごま豆腐、河豚の湯引き 
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刺身盛合せ(ヒラマサ、ヒラメ、チカメキントキ)
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とろろのせんぎり、貝柱、甘鯛
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ノドグロの煮つけ
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鰆の野菜巻き蒸し
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穴子、野菜天ぷら
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御飯
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デザート(フルーツの盛合せ)
結構なボリュームで食べ残した料理もありましたが、味付けは全て美味しく満足。ただ、河豚の湯引きにはトラフグを使用してほしい。
就寝前に予約済みの岩風呂へ、浴槽は一番大きなサイズですが、温泉は左の四角部のみでL字部は沸かし湯。前の2つの風呂に比べ、お湯の温度も若干高く、一番落ち着いて入浴できます。ただ、評価の高いお湯ですが、最高のお湯と肌で実感できるほどのものでもありません。
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朝風呂(予約済みの岩風呂)の後、朝食は2階の大広間で、
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朝食の内容は一般的な量ですが、山陰地方独特のカレイの一塩干には舌鼓を打ちました。
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尚、冒頭の日経新聞プラスワンに掲載された温泉津温泉の記事は、元湯のお湯のことでしたが、旅館群に引湯されているお湯は、全て薬師湯のみであることが分かり、のがみや旅館から徒歩で4~5分の距離(下図)にある元湯(公衆浴場)への入浴も考えましたが、旅館でも浴場は貸し切りとして消毒を繰返している実情から、コロナ禍での公衆浴場への入浴の勇気がなく、今回は断念することになりました。
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