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土湯温泉(東北)はるみや旅館 この旅館は創業400年と耳にしました。もっとも再三のリニューワルを加え現在の姿になっているのでしょうが、僅か10室の部屋数(うち9室に露天風呂付)に対し、24時間利用できるお風呂が3カ所も、なんとも贅沢な温泉設備を持つ旅館です。しかし団体客は取らない、日帰り入浴も受け入れていないなど、宿泊する側にとっては落ち着いてゆったりと過ごせるお宿でした。

2日目の朝、清楓亭チェックアウト時宿の主人より、近くに猪苗代湖を一望できるところがあると勧められ、立ち寄ってみることに。

熟年夫婦猪苗代湖
標高差が余りないので、この程度の眺望でした(上の写真)。
その後紅葉見学にと裏磐梯の檜原湖へ、ただ昨晩の雪で山は雪化粧...。
熟年夫婦磐梯山
麓の木々には未だ紅葉が残っていますが、標高の高い檜原湖周辺の紅葉はすでに終了。
2014年10月下旬訪問時は紅葉を鑑賞できたのですが、葉っぱは枯れ落ち観光客の姿もなく、湖の畔は閑散としており食事処を見付けるにも一苦労、幸い開いている道の駅で昼食にありつけ、今日のお宿 土湯温泉 はるみや旅館へ。

国道115号から県道52号(土湯温泉線)に入り、丁度、温泉街が見渡せる土湯展望台に着き、目指す「はるみや旅館」を探すが看板も見つからないまま、
熟年夫婦土湯温泉ー4

ナビに従って52号をさらに進み、早乙女橋を渡ったところで目的地付近に到着と案内され終了。エー!改めて地図から場所を探し、上の写真の黄色く見える建物かもと、橋の隅にある細い道を降りていくと、広い駐車場の奥の塀に「はるみや旅館専用駐車場」の文字、そしてその右側の川沿いに旅館入口の通路が、

熟年夫婦土湯温泉ー5熟年夫婦土湯温泉ー7
やっとのことで探し求めていた「はるみや旅館」の看板前に到着。
熟年夫婦土湯温泉ー10
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玄関までの通路左手に、川に面して3階建ての建物(あかしや館)があり、
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同じく3階建ての正面建物(本館)の玄関へ、歓迎の文字の下に宿泊者名が、今日の予約は3組の様です。
熟年夫婦土湯温泉ー12
熟年夫婦土湯温泉ー13

玄関を入ると左手にフロント、右手がロビーとなっています。

熟年夫婦はるみや旅館ー21

ロビーの壁に架けられた下図の「ご 案 内」(フロアーガイド)をもとに、位置関係を明確にするため、駐車場荒川、風呂場(3カ所)を書き加え、そして今回の宿泊部屋(山葡萄)までの道順を、駐車場から赤い破線で示しました。

熟年夫婦はるみや旅館-7-2-5
フロントでチェックイン後、奥のエレベーターで3階の山葡萄扉前に、
熟年夫婦はるみや旅館ー22

扉を開けると板の間の奥中央に冷蔵庫、左にトイレと洗面所(露天入口へ)、

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右が主室で、和室10畳に掘りごたつのある板の間付、角部屋のため2面に大きな窓があり、左右の窓から荒川渓流が眺められます。

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部屋の中から見る源泉掛け流しの露天風呂(洗い場付き)、
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入口は洗面所内の扉から、見た目は狭い感じの御影石で造られた浴槽ですが、深さがありゆっくりと渓流を眺めながらの入浴が可能。
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ただ源泉温度が高い為か?水のホースで温度調節が必要。お湯は癖のない肌に柔らかい感じの無色透明の温泉で、源泉は4つの混合泉からなり、源泉温度62.5℃、Ph7.49、泉質は単純温泉と分析表に書かれています。(土湯温泉の名前の由来は、土が混ざって土色の温泉の為、土湯と名付けられたそうですが?)
この旅館には部屋付きの露天風呂以外、4階に屋上展望露天、
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1階に渓流露天があり、いずれも予約不要で、空いているときにお風呂の内側から鍵をかけて利用できます。
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さらに1階に、洗い場のある男女別の内湯もありますが、ここのお湯は濾過循環式。
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食事の方ですが、夕朝食共部屋食対応でしたが、あえて椅子テーブルのある1階の食事処を希望し変更。
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最初にテーブルに並べられていた料理(中央)と、後から出てきた料理を左の上から並べています(一番下にお品書き)。
全般的に味付けも良く、特に川俣軍鶏のしゃぶしゃぶが絶品で、スープの一滴まで全部たいらげました。
 
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朝食も同じ1階の食事処で、
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熟年夫婦はるみや旅館ー54
味噌汁が冷めないように固形燃料で専用鍋が温められ、朝食にアツアツの味噌汁が頂ける気配りが嬉しいです。

この旅館は創業400年と耳にしました。もっとも再三のリニューワルを加え現在の姿になっているのでしょうが、僅か10室の部屋数(うち9室に露天風呂付)に対し、24時間利用できるお風呂が3カ所も、なんとも贅沢な温泉設備を持つ旅館です。しかし団体客は取らない、日帰り入浴も受け入れていないなど、宿泊する側にとっては落ち着いてゆったりと過ごせるお宿でした。
尚、今回は敢て眺めの良さそうな部屋(桜館)を選んだのですが、この旅館にはもう少し広い和洋室の部屋(あかしや館)もあり、次回の訪問機会があれば、ぜひ下図のあかしや館での宿泊を考えてみたいです。
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(部屋にあった手書きのフロアーガイドに、桜館とあかしや館の建物区分を記入)