私達夫婦(昭和23年と26年生まれ)が宿を選ぶときの好みとこだわりです。
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第一に露天風呂のある温泉宿 |
仕事や日常生活で心身が疲れているとき。
何かに行き詰まって、気分転換したいとき。
大きな懸案が一段落した時。
「あ〜温泉にでも行きたいな〜」と思う。
街の雑踏から離れたい、自然や景観を楽しみたい。
それも風呂に入りながらです。
自然の景観が良く、窓が開放できれば内湯でも良いが、やはり露天風呂はイイ。
昼は太陽の下で、自然林の木漏れ日に目を細め、渓谷の水音を聴き、
また遠く霞む山並みを眺め、海に面していれば沖行く船を見る。
浴槽の縁に頭をのせて身体をゆったりと伸ばせば、夜は月や星を眺められる。
山の上の露天風呂ならば、街の夜景が見える。
海辺の露天風呂は船の灯りや灯台の光線。
ボーっと眺めている、これが露天風呂の良いところでしょう。
夫婦で泊まるなら、やはり貸し切り風呂があるとイイ。
せっかく二人で来て、別々の風呂に入るのも味気なく寂しい。
色気のなくなった熟年夫婦だが、二人で風呂に入ってボソボソっと話すことで、
過ごしてきた人生の情愛を感じることができる。
普段言いにくい事でも、サラリと言ってみれば、わだかまりも消えるだろう。
貸し切り露天風呂なら尚良い。
夫婦で貸し切りの露天風呂に浸かり、その空間と見える景色を占有する。
他人に気をつかわなくても良いから、くつろげる。
露天風呂付客室が増えてきているが、これはイイ。
部屋から廊下に出るだけでも、着替えたり身だしなみを気にしたりで、少なからず緊張するものです。
自分の部屋にあれば、その気になれば入り、上がれば汗が乾くまで裸でいてもいい。
風呂好きには堪えられません。
貸し切りも、部屋付も、湯船は足が伸ばせる広さがほしい。
お湯が掛け流しか循環かにはそれほどこだわっていない。
私は、塩素臭がなく、よく清掃されていて、湯が汚れていなければ、循環でもイイ。
そりゃ〜、掛け流しで湯があふれかえっていれば尚イイのは当然です。
ザ〜ザ〜と湯がこぼれている、あの贅沢感は何とも言えないですからね。
風呂の作りや材質にも、ほとんどこだわりがない。
御影石だろうと、大理石だろうと、岩風呂ふうであろうとかまわない。
ただし、自宅の風呂や銭湯のようにタイルやコンクリート、プラスチックは勘弁だ。
このごろ木の露天風呂はやっぱりイイな〜と思う。
景観をじゃましたり、風呂のスペースを意味なく狭くしている大岩とか、わざとらしい人工の植木は大キライです。
灯籠や観音様、景観をジャマするだけのオブジェ等は、笑う前に怒りを感じる。
景色の見えない岩風呂や、塀と植木に囲まれた露天風呂なら都会の銭湯や郊外の健康センターにもありますよ。
露天風呂がなくても、何か他に魅力があれば泊まる場合もあります。
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酔っぱらいのいない宿 |
大きな旅館やホテルはどうしても団体客が多い。
ビジネス的にはやむを得ないと思う。
しかし、売り上げの絶対額が大きいことや、旅行代理店への思惑から、
団体客に神経が集中して、おとなしい夫婦の二人客を疎かにするのは許せない。
観光バスが何台もやってくる旅館やホテルは避けたい。
特に宴会目的の団体旅行は絶対かち合いたくない。
宴会なら近くでやればいいのに。
近くじゃ、恥が外へ漏れるからできないのかな?
全部が全部とは言わないが、部屋とか廊下で大声出しているのがいる。
旅の恥はかき捨てとか、タダ酒は飲まにゃ〜損みたいにバカ酔いして、挙げ句の果ては、泥酔して風呂へ来る。
親しい仲間のグループ客も同じ。
一人ではできないことを、赤信号みんなで渡れば怖くない、と暴虐無人。
旅行案内や旅館のサイトの案内に、
コンパニオンのサービスや飲み放題を堂々と広告している宿は絶対行かない。
こんな宿は温泉目的じゃないでしょう。
飲み放題プランもそう。
飲んで盛り上がりたいなら、温泉宿でなくてもいいでしょう。
サイトやパンフで酒の匂いがする宿には、生理的に行きたくない。
酒のPRや、酒の話を得意気にしている宿は、嫌い。
合宿や研修、ゴルフとのセットプラン等のある宿は行かない。
目的別に宿は主張すればよい。
僕等は熟年やカップルが静かに憩える宿を探して行く。
露天風呂と、くつろぎの宿。
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| 平日の値段がお手頃料金の宿 |
休前日とか年末年始、連休、夏休み等行楽シーズンは高くてもやむを得ない。
宿はビジネスだから、稼げるときに稼いでほしい。
安くあげたいとか、混雑はイヤだと思えば、その時期に行かなければ良い。
しかし、平日はお手頃料金で利用させて欲しい。
我々余り金のない熟年夫婦が月一回温泉旅行を楽しむとしたら、
せいぜい二人の予算は交通費やお土産も含めて、5万円がイイとこだ。
一泊二食付きの料金が、二人で3万円以内だとうれしい。
だからゼイタクは言わない、風呂を楽しみに行くのだから、、、
料理は豪華でなくても良い。
どうせ沢山は食べられないし、成人病が怖くて、あれは食えない、これはこのくらいしか食えないという状態だ。
山の温泉に行って、美味い刺身を食べようとは思っていない。
季節のモノとか、地のモノを美味しく食べさせてくれれば良い。
酒やビール1本サービスなんて必要ない。
飲みたかったら注文すればイイことで、酒を呑めない客は損というのはおかしい。
基本設定で料金いくら、料理の質やコースによって割り増しになる。
選択できるのがうれしい。
例えば、秋に松茸がどうしても食べたかったら、高くなっても松茸コースを選ぶ。
基本的な料理は決まっていて、追加・別注料理がいろいろあり、好みで追加するしないを決められるのもイイ。
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二人客をメインにしている宿 |
ほとんどの旅館が、基本設定を4名客にしている。
12,000円〜、となっていると、但し4名様の場合とか。
3名だと2,000円増し、2名だと4,000円増しと。
夫婦で行くのに3名とか4名はあり得ない。
当然割高感を持ってしまうので、気分は良くない。
逆にお二人様の場合一人16,000円、
3名様ですと一人2,000円引き、4名様ですと一人4,000円引きとなっていると、
二人だから割引がないのかと諦めもつく。
金額に違いはないが、宿側の発想が違うから、当然対応も変わってくるだろう。
これは重要である。
特別料理で「4名様から注文を承ります」なんてあると、絶対行かない。
注文するしないは別として、夫婦の二人客は喰うなと言っているようで、
宿側の姿勢がわかるからである。
二人客をベースに営業している宿は、夫婦客には居心地がイイ。
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| 客と宿側との適度の距離 |
一人旅や団体旅行と異なり、夫婦は水入らずの時間が欲しい。
気兼ねなくゴロンと横になりたいし、湯上がりは上半身裸になりたい時もある。
しょっちゅう部屋をノックされて、ああでもないこうでもないと来られると落ち着かない。
必要なら、部屋に案内された最初だけ説明をしてくれれば良い。
ご挨拶というなら、夕食の時にしてほしい。
なにかのマニュアルで読んだとか、どっかのコンサルタントの言うことを鵜呑みにして、大多数が希望していると勘違いして、あれこれされるのは鬱陶しい。
こちらが訊ねたり、お願いしたら即対応してくれるのがうれしい。
どこかの宿では、ノックして返事を待たずに入られたことがある。
不愉快至極である。
都市ホテルのように、部屋は鍵を預かったときから、客が借り切った空間という考えが必要だろう。
宿の主人や女将、従業員がむやみに愛想を振りまいて話しかけてくるのも、虫の居所によっては鬱陶しいと思うことがある。
こちらが話しかけたり、興味があるようだったり、困っているようだったら「どうしました?」とか訊いてくれればイイ。
May I help you の気持ち、これがイイ。
私のように営業で、気弱な人間は、日々周囲の人間の思惑を斟酌しているから気疲れがある。
それを癒すために温泉に泊まりに行く。
そんな客もいるということを理解して欲しい。
TVで紹介していたが、チェックイン時に「お帰りなさい」と挨拶するのが「おもてなしの心」と言っている宿があった。
夕食前に近くを散歩して帰ってきたんだったら、うれしい挨拶だけど、初めての客にも言うのはおかしいだろう。
我が家に帰ってきたと思っていただくためとか言っていた。
誰が時間と金を使って、わざわざ遠くまで我が家の気分を味わいに行くんだよ。
毎月行く宿だったら、そういうのも有りだ。
年1回とか、初めて行って次は来るかどうかわからない客に言うのはオベンチャラか皮肉だろう。
言葉だけでおもてなしと言っているような宿は行きたくない。
べたべたするのを、至れり尽くせりのサービスと勘違いしている。
構わないでくれることもサービスの1つである。
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| 秘湯にこだわりはない |
秘湯と言われている宿にも行っているが、秘湯だから行ったのではない。
自然の景観や開放感のある露天風呂があるというので選んだ宿です。
荷物を持って1時間も歩くとか、疲れる思いをしてまで行きたいとは思っていません。
のんびりゆったりしたいために温泉に行く。
女将は部屋にトイレが付いていないと嫌がる。
ウォシュレットの洋式便器がベスト。
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この頃、のんびりしたいので連泊したいと思うようになった |
連泊した時の、間の1日がなんとも言えずのんびりとくつろげるので、安くてくつろげる宿を探すようになった。
二人で連泊しても宿賃が5万円くらいの宿を狙っている。
新規開拓の宿に連泊はリスクが高いので、一度泊まった宿で気に入った宿が安心できます。
日本に古くからある湯治という温泉利用法に目覚めてきたということですかね。
1泊で気分転換にはなっても、50歳過ぎてからの疲れはとれない。
2泊3泊と連泊して、風呂入ってゴロッ、食事してゴロッを繰り返すと、溜まった疲れもとれる。
ちょっと贅沢ですが、ミニ湯治でのんびりしたいと思うようになりました。
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