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東武鉄道で行けばとても安いが、2人とも池袋の便がいいのでJRスペーシアで。
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車で1時間、山がかなり深くなり風が冷たくなっている。
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入り口方向。 棚にハンガーレール。下に金庫。 テレビなし。ラジオなし。エアコンなし。 電話なし。冷蔵庫なし。携帯不通。 そこにあるのはしみ入るような静けさ。 なんとも心やすらぐ。 |
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壁に掛けてある電子時計のかすかな 音を止めてしまいたい衝動にかられる。 しかし唯一聞こえるこの音は、 やがて立ち去らねばならぬその時まで、まぎれもなくここにいることの喜びの証であろう。 |
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「本日お二方だけですから、男湯も ご自由にお入りください」 ラッキー!ラッキー! ちょーラッキー!!! |
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「夜、従業員が入ったりしますが、入り口にスリッパがなければいつでも」 と言われて2人でるんるん男湯へ〜〜 |
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露天は? 露天は? 露天は?
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露天!露天!!
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露天露天露天!!!
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にゃわ〜〜ん!!
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にゃわわ〜〜〜ん!!
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手白澤!!
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雪の積もった大割山。
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廊下。 右手前から、一番、三番、五番、六番、七番、八番、と6部屋。 山の宿らしく、二番と四番はない。 |
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女湯、脱衣所。 ぴかぴかの床。 |
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内湯。 |
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かけ流しの2本の上がり湯。 受けているのは… なんと木の臼。 たっぷりと、途切れることなく流れ続けている。 |
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誰もいない夕暮れの女湯・露天。 入りた〜い! いま男湯に入ったばかりで入れな〜い! |
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お食事。 本日われら2人のみ。食堂で。 |
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前菜 : 蕨のおひたし、独活の酢漬け、煮豆、 細竹、こごみの生姜あえ、 きのこの煮付け、山椒魚。 |
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八汐鱒のサラダ。 シャキシャキとした冷たい玉ねぎの甘さと爽やかさが印象的。 鱒のとろみのある脂によく合って、新鮮なレタスもすごくおいしい。 |
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ガーリックトースト。 |
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熱々!を持ってきてくださった。 柔らかいフランスパン、 カリッ フワ〜ッと。 |
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お嬢リンゴジュース、 私グラスの白ワイン。 |
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岩魚のムニエル 味噌ソース。 こんな岩魚のお料理も、とってもいいもんだ〜。 |
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牛フィレステーキ バルサミコソース。 お肉柔らかで味わい深い。そして付け合せの大根もほんわり優しく煮てある。 |
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ひと口蕎麦、おいしいご飯。 いいお味の丸めた蕗味噌のせ。 お蕎麦はたっぷり5〜6口はあり、おなかいっぱいに。 |
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デザートはすっきりした柚子シャー ベット。 コーヒー。 |
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目が覚めると… これはもしや…
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山の朝食は7時半! 食堂で。 |
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岩魚の甘露煮。 熱いお味噌汁。 新鮮な水菜とジャコのサラダ。 |
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おひつの蓋を開けて思わず取り落としそうになった。 おひついっぱいの、湯気の立つたくさんのご飯。 山男たちの朝食。 |
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朝食後はストーブのそばでタバコを。
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コーヒーをいただきながら。
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薪。 |
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雪が積もったので散歩には行けないが、ちょっと玄関に出てみる。 クロがいる。 |
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宿の周辺は、全館床暖房のせいか かなり暖か。 |
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クロはけして人に吠えない。 人が来ると駆け寄ってきて尻尾を振って挨拶してくれるが、馴れ馴れしくなく、 挨拶がすむとサッサと自分の興味のほうへ去っていく。 生まれの良さ、そして愛情をもって育てられたことがうかがえる。 |
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猫と違う厚い皮の、耳の後ろを掻いてやると、気持ち良さそうに目をとじ体を預けてくるが、だからといって図に乗ってヨダレを垂らしながらのしかかってくるようなことはない。 クロはこの宿を具現化したような犬で ある。 ペットは飼い主に似るのであろう。 |
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早い朝食のあとは、しきっぱのお布団で お嬢爆睡。 |
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本日は私たち以外も宿泊客があり男湯に入れなくなるので、私は男湯へ。 しかしお掃除の最中で入れず。 30分後にのぞいてみるも、まだお掃除中で入れず。 |
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女湯へ。
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高い位置から落とされる内湯の湯口。 |
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水の出るシャワー。 (誰が使うんだろ? ブルブル…) |
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内湯から、雄大な大割山の姿が美しい。
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お湯はほどよい硫黄臭。 鼻につくほどではなく、さりとてかすかでもない。 透明な湯に、白い湯の華がたくさん舞う。 内湯はやや熱く、露天はかなりぬるめ。 |
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衰弱した目や耳や鼻を、優しく癒してくれる自然だった。
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1人だけで、いつまでも入っていたい お風呂だった。 雲が、早く早く流れていき… |
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お風呂に桶が浮いているのは、 お掃除が済んだサインだったのだ。 |
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お掃除したての一番風呂。
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願い叶って、雪景色を見ながら。
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飲み物類。 飲み物のお金は各自で入れておく。 こんなふうにおおらかで、姑息なところがまったくないのが気持ちよい。 |
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タオルではなく、手ぬぐい。 画家の詳細は宿のHPで。 |
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本日の夕食。 果実酒の炭酸割り。八汐鱒のカルパッチョ フランスパンのせ。
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前菜 : 鹿刺し 玉ねぎ添え、独活の葉のお浸し、日光湯葉の味噌添え、ゼンマイの煮付け。 |
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塩焼きのこうばしい岩魚 野菜添え。 |
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伊達鳥の香草トマトソース。 熱々で、鶏肉にしっかりと滋味があった。 |
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カボチャのポタージュ、ご飯。 デザートはヨーグルトに黄金色の 蜂蜜たっぷり。 |
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ストーブのそばで。 |
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10時にフロントに行くと、タクシーの運転手さんがご主人とお茶してました〜。 ずっしりとしたお弁当&お茶のペットボトルを手渡されワゴン車に乗り込むと、 頭にタオルを巻いたご主人が、手を振って見送ってくれた。 |
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