1人泊 @11000円
   (&15時までの延長料金2000円)

 

 

新潟県 湯沢町 貝掛温泉

貝掛温泉館

 

200年6月2日泊

 

中川温泉のおぞましい残像を消し去るべく、期待に胸ふくらませた「王ヶ頭ホテル」の窓の外は真っ白で… 
こうなったら母と行く伊豆に賭けるしかない!と思っていたら母から電話。「孫が緊急入院したから、伊豆、キャンセルして…」

あ〜っ!!  トリプルパーンチ!!

で〜は〜、ひとりでぬるいお湯でたゆたってこよう。
天気予報、そろそろ梅雨入りとかいっているが、天気なんかにかまっていられない。

電話で<湯治の部屋>と称する一番安い部屋を予約。
延長の料金を聞いたら、3
時頃まで延長で2000円とのこと。即お願いする。
 

 

出がけに電話がたてつづけで、出遅れてしまった。

バス1本遅れる旨、宿に電話して新幹線に。

1時間20分で越後湯沢。

駅前からバスに、、、

乗客3人。

 

梅雨入り!と騒いでいたけど、いいお天気。

暑からず寒からずで温泉日和。

バスはカーブの多い山道を走って30分弱で貝掛温泉に。

降りたらお宿のお迎えの車が来ていた!

あらまぁ…

 

長時間でなければ、私は宿まで歩いて行くのが好きだ。

初めて目にする宿が、どんなふうに現れてくるのか、楽しみである。

が、せっかく来てくれて… 
断るわけにもいかず… 
車1台やっと通る山道をググッと下って2〜3分。
あっと言う間に宿の玄関に到着。

女将さんの笑顔に出迎えられ、気が付けばフロント前に立っていた。
 

 

「一番」という名のお部屋。

廊下、夜は暗くて鍵穴が分かりにくかった。
 

 

廊下を歩いて5〜6歩のトイレ、洗面。

 

トイレの中

シャワートイレ。

 

6畳、小さい窓2カ所。

電気を消すと昼間でも暗い。

お湯だけが目的でないなら、料金の高いお部屋のほうがいいのでは、、、

こぢんまりしていて今日の私にはちょうどいい。

 

お迎え菓子はさくら餡のおまんじゅう、温泉せんべい、きゃらぶき。

 

小さいテレビと、その下に湯沢の地方史の本など。

夜中に読んでみた。

 

 

さあ〜 お風呂。

2カ所、夜、入れ替えになるので注意しないと。

風呂入り口脇の自販機。
ビール、アイスクリームなど種類豊富に。
立ち寄り用のロッカーなどもあり。
 

 

入り口前の冷水

この水だけでなく、洗面台の水もお湯も、たいへんおいしかった。

 

ほぅーっと息を飲む湯小屋の空間。

写真では伝わりにくいが、天井が高く、脱衣処、内湯とも、独特の気持ちのよい開放感がある。

 

脱衣所から内湯方向

脱衣所は床暖房。

 

内湯

右・源泉、左・加温泉。

3方向に窓が、、、

源泉は微熱の人肌よ〜 檜の湯枕に頭を預け、果てしなく入っていられる。

 

 

賭け流しのお湯は、木のスノコの下に流れていく。

敷かれた石も床暖房になっていてカラン、シャワーを使ってもすぐ乾き、すべらず、足の裏に心地よい。

 


 

露天は 「あちちっ!」

42度に加温されていて、しばらく入っていればそんなに熱いわけではないと思
うのだが、ぬるいお湯でまったりしてしまったやわ肌には、やけに熱く感じられ
てしまうの。
そうそうに内湯に戻る。 で、2時間があっと言う間に過ぎる。 指、シワシワ。
 

 

お湯から永遠に出たくない気分。

しかし6時になってしまった。

食べないと夜中、大変なことに。

左がお食事処。

 

上・イワナ

左・豆腐葛餡かけ

右・虹鱒

下・忘れてしまった…アケビ
の新芽だったかな。

全て熱からず、冷たからず。

メニューに日本酒<白瀧>冷酒、常温、熱燗とあった。

熱燗? もしかすると…
1合、お願いしてみた。

 

爽やかなキックのあるお酒である。

地の料理の味を、数段引き上げてくれる。



鹿の陶板焼き

ホタテ、カニなどが混在。
すでに焼かれてテーブルにある。
きのこ、車麩を戴く。
鹿、食べないので味不明。

 

山菜の天ぷら

このゴボウの赤ちゃんみたいなものは? 

あ、これ食べたことある!
別所温泉「花屋」で、、、
朝鮮人参だ。



酒飲みでないから、1合の最後は燗冷ましとなる。それもまたすっきりと
違う香りで楽しめた。
燗上がりのする、洗練されたおいしいお酒であった。


 


 

米、汁、香の物が旨ければ全てよし!  That's OK !! よ。

 

デザートはリンゴ、巨峰、

そしてほうじ茶。

 

 

夕食後、外に出てみる。

あ〜 こういう玄関だったのだ。
 

 

夜9時にお風呂が入れ替えとなる。

大きい源泉の露天。

右上に加温の小さい露天があり、<滝見の湯>とあった。

夜なか中独り占めできる幸福感にひたりながら、
ひとりで在ることが、妙に切ない、不思議な時間であった。
 

布団に入ると掛け布団やや重く、敷き布団かなり薄く、寝返りうつたびにお風呂が恋しくなる。

起きあがって持参のコーヒーなど淹れ、読書。

貝掛温泉の以前の宿の主人とおぼしき方の、湯治宿の四季を記した文章、たいへん興味深く読ませて戴く。



 

やっぱりお風呂に行こう〜

 

お湯は優しく囁く…

「生きていて… よかったね…」

そうね〜 ほんとにね〜


数多存すところの、神仏…

名湯、末永く護り賜らんことを…


 

布団の中よりお湯の中にいる時間のほうが長い  朝の露天

 

 

たゆ〜ん たゆ〜ん とした、

露天の朝の足。

 

内湯の気持ちよさは格別

 

目をつぶってたゆたっていると、どこにいるのかさえ定かでなくなり…

ふうっと目を開けると、豪快で美しい梁が組まれた、高い高い天井が見える。

 

 

ひとりきりのお風呂で、
鳥の声と湯音と、あふ
れ流れるサラサラした
音だけが響く。

 

内湯の足



 

  筋子、蕗味噌などが隠れている。

 

朝ご飯   おいしいお米でうれしい。

お食事後、コーヒーのサービスが、、、
 

「この玉子、中まで火を通してくれない?」というおばさんの声!で思わず、耳、ダンボ! 
温泉玉子のハードボイルドって…
どうやるんだ?
女の子が板さんに聞きにいって駆け戻る。
「すみません、できないので代わりのものを…」
やっぱりね〜 朝から板さんも困っただろう。  いろんな人がいるものだ。

 

 

散歩

チェックアウト延長でゆったり。



朝の玄関

2階の部屋は、お値段高いけど眺めがよさそう。

 

 

 

 

 

細い川沿いに歩くと、滝というより、堰がある。

さっき大きい露天の上の、小さな露天の岩によじ登って眺めたんだけど見えなかった…

 

 

下 宿の裏側

2カ所の湯小屋と2カ所の露天が見える。

日差しが痛いほどで、そうそうに引き上げて、またお風呂。

 

 

 

 

私としてはめずらしいことであるが、熱くて暑い露天は写真だけ。

行いが良すぎたせいか、お天気は素晴らしすぎてカンカン照り。

 

 

そして内湯で、まった〜〜り。

 

 

あわあわの、内湯の手

 

日帰り入浴の客が1人入ってきたのを潮時に、えいやっと、出る。

つら〜い…

でもこのままだと帰れなくなるかも…

決心をして若旦那に車でバス停まで送ってもらう。

帰りのみバス小屋あり。
合理的。

 

これでもか!
というくらい青い空。

 

バスは私ひとり

田圃ではもう田植えが終わっていた。

かつて湯沢の駅からあのお湯を目指して、この長いつづら道を通っていった人達がいるのだ… 

荷車に揺られながら…

 

ぼおっとした越後湯沢駅

 

駅構内

酒処だけあって、日本酒が充実。

利き酒コーナーも目が回るくら
いの品揃え。

左党には天国では。

重いから私は買わな〜い。

 

サラリーマンに囲まれた新幹線の座席で、首の後ろが痛いことに気づいた!

次回はマイ湯枕、持参せねば。

なんてったって「東京都・湯沢村」 

新幹線の回数券、買っちゃおうかな〜

新潟県 湯沢町 貝掛温泉館

 

 

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