群馬県 谷川温泉・檜の宿 水上山荘  2004年4月11日泊

オフシーズン 3人泊 @17000円

 

温泉&舟盛り初体験を済ませたイケメンは、囲炉裏の炭火焼き体験も済ませた後
「4月も行こうね!」とメールしてきました
はまったみたいです

「お食事は素晴らしいけどお風呂はイマイチ、お風呂は絶品だけどお食事はイマイチ、お風呂はとても良くて、お食事もとてもいい、の、どれがいい?」と聞いたら「お風呂とお食事がいいのに決まってるじゃないですか〜」食いしん坊のお嬢2ももちろん同意見

ではでは…水上山荘のURLを送ってあげたら「天然温泉掛け流し…フランス料理…完璧です!
でも、でも女湯のほうがいいみたい…」
(あったり前!私が行くんだもの、男性優位の風呂屋なんか選ぶわけないじゃん!)
 

 

東京から上越新幹線で1時間15分、上毛高原駅で降りるとリレーバスが接続していて20分ほどで水上駅に

閑散とした駅構内には燕が巣を作りかけていました


 

事前にお迎えをお願いしておいたので、宿の車で5分ほどでお宿に
2時丁度に到着です
駐車場は群馬ナンバーの車でいっぱいでした
 

 

フロントの前を通り、
ラウンジに案内されます

1枚ガラスの広々と開けた窓の前に立つと息を飲みます

しばし言葉がありません

宿の人も心得ていて、この景色に酔いしれたのち、ソファに腰をおろしたあたりでおいしい竹茶を持ってきてくれました

ソファでお茶をいただきながら記帳します


 

 

 

今回のお部屋「石楠花」

どうもこの花に縁があるようです

 

お部屋のドア脇に電源のスイッチがあり、鍵に付いているプレートを差し込むと電源オンになります

鍵もどこに置いたか忘れる心配がなく、いいシステムですよね


 

今回2月の雪見の露天グループで来るつもりだったのですが、お嬢1の予定
がどうなるか分からなかったので、3人でCタイプのお部屋を予約し、4人に
なった場合はワンランク上のBタイプに同じ値段で宿泊、ということを事前に決
めていました

結局3人で来ることになったのですが、お宿のほうでサービスしてくれて、眺めのいい部屋に安い料金で泊まれました

 

8畳に3畳の次の間

コタツは堀ゴタツ、足が伸ばせてうれしい!
 

 

椅子は片肘なのでたいへん使いやすい

角部屋で眺めが素晴らしかった

 

お迎え菓子は「花豆の甘納豆」

梅抹茶、きゃらぶきの小鉢

 

クロゼットの中に、男女色違いの浴衣、丹前、たびソックス

男性用には安全ガミソリ、アフターシェーブローション、コームの入ったアメニティ

女性用はシャワーキャップ、黒糖石鹸、ブラシの入ったものが用意されています

 

洗面台

ドライヤーあり

入り口踏み込み部にゆとりのある冷蔵庫

その上に電気ポットあり

 

ウォシュレットのトイレ

 

 


 何だか分かります? 

エレベーターが開くところ
そう、ガラス張りなんです
ゆっくりとすてきな景色を眺めながら上下します
内部に椅子が1脚あります
お年寄りに優しい配慮ですね

エレベーターの前には数脚の椅子が置かれ、各階違った花が活けられていました
 


 

さあ、イケメン満面の笑みで天然温泉掛け流しデビュー!!
右は女湯、左は湯上がりのお休み処
 

 

お休み処の冷たいミネラルウォーター

期待通り、たいへんおいしく、とくにここのお風呂はものすごく汗が出るので、大量に飲みました

 

女湯の脱衣所

ボックスの下に造りつけの引き出しが、、、

小物が多い女性にとって、これなら忘れ物が減ります

いつもきれいに整えられていました

 

お風呂です

あーあーあー
檜の縁から溢れ溢れて…誰もいないのに…

2カ所の内湯

 

カラン、シャワーは8カ所あり、ブースは片側4カ所あります

すべて檜の石鹸、ボディソープ、シャンプー、リンスです


 

檜のお風呂に入ったところ
隅々までお掃除されたすべすべの檜のお風呂の気持ちよさ
すがすがしい
そしてフレッシュなやや熱めのお湯
2〜3分浸かっていると、汗がダラダラと出てきます
もう1つの岩風呂は、窓に向かって腰掛けられるよう、岩で椅子が作られており、ぬるめのお湯でゆっくり外の景色を楽しむことができるしつらえです
 


 

 

露天風呂

ここが特等席

眼下は谷川の流れ
目の前は谷川岳

透明の無味無臭の飲泉もできるお湯ですが、とてもパワーのあるお湯です

内湯にちょっと浸かっただけで汗だくになったので、やや熱めのこの露天は、足湯状態ですごしましたが、山のひんやりした風に吹かれても、ぜんぜん寒さを感じません

足湯だけでも汗が流れ落ちていきます

お湯と景色の素晴らしさに、しばし時を忘れます

虫もいないし、枯れ葉もない季節のせいもあるでしょうが、見事にゴミひとつ浮いていない、クリアなお湯です


 

すぐ下の、もう1つの露天
ぬるめで熱い掛け湯が落ちています

このお宿の自慢は「当館のお風呂の温度管理は、0.1度きざみでできます

さて、どんなふうにやっているのでしょう?」とのことで、正解者には記念品贈
呈、だそうです

お嬢2はプログラミングもやってのける、日常的にも理論的な発想の持ち主なので、お風呂のあちこちに目を走らせているのを見て、あ〜考えてる

「何か分かった?」「う〜ん、湯口は1つでしょ、でも下から上がってくる部分もあるみたい、でもあそこに排水溝らしきものがあるんだけど、位置的におかしい。
あれはなんだろう?」とか

確かに温度計があってどこかで集中管理している様子はないので、コンピュータ
制御しているわけではないようです

で〜も〜 … も〜どうでもいい! 気持ちい〜い〜 
 


 

通称“まないたぐら”
とくに山好きではありませんが、人がなぜ山に惹かれるのか、分かるような気がしました
 

 

あんまりいいお湯なので、、、

足、特別サービス!!


 

お食事は、会席とフランス料理を選べます
ここのフランス料理は評判がいいので、今回フランス料理

まだ明るいダイニングで、山を見ながら、期待に胸がふくらみます
 

 

アミューズ「ハマグリのベルモット蒸し」

ジノリで運ばれてきました

濃厚なハマグリの粒が、キューッとぺこぺこのおなかに染みわたります

 

食前酒はシャンパンベースの果実酒

私は赤のグラスワインをお願いしました

 

「ホワイトアスパラとサーモンのラヴィゴットソース」

出はじめのアスパラの生き生きとしたおいしさ

最近都内で評判になっているような、パリのビストロそのまま、という味ではありません

ナイフ&フォークにお箸もつけてくれているように、日本人が今まで親しんできた、洋食に近いマイルドな味です

次第に暗くなってきて、ライティングでお庭の池がくっきりしてきます

お食事もだんだん佳境に、、

 

 

温かいフランスパン

ぱりぱりの薄い皮が食べやすく、おいしく、おかわりもできます

私たちはしませんでしたが、パンの籠をボーイさんが何回も運ん
でいました

 

スープは「グリンピースのカプチーノ」

真っ白く泡だったスープの中に
は豆の香り豊かなポタージュが

 

「ホウボウのポアレ 新タマネギのタルト添え」

山の中でお刺身をいただくより、こういうお魚の食べ方ができるなんて、いいですね〜

和食ではけして出ることのないタマネギ、キャベツ、グリンピース、アスパラなどの、地の野菜がとてもおいしく、感激します

薄く焼かれたバターたっぷりのタルトに、甘みのあるタマネギが詰められていて、お魚のソースとよく合います

 

ここでおしのぎが

「ミントのグラニテ」

シャーベットのひんやり感と、つよくない爽やかミントで、いざメインに、、、

 

ジノリの白く輝くベッキオホワイトのプレートには、今宵のメイン「松坂牛フィレ肉グリル・モリーユ添え」が

お肉は柔らかく香ばしく、やや甘みのあるグレーヴィーソースと、網タケや椎茸のキノコ類、下に敷かれたハッシュドポテトとてもおいしく、大満足いたしましたです

 

デザートは「苺のシブースト」

焦がしたカラメルがカリカリと音をたてて、お口の中で溶けていきま〜す

コーヒー

温泉で浴衣のままおいしいフランス料理

うっふっふ…

 

お部屋に戻るとおふとんが

その上には就寝用の寝間着が置かれていて、床の間には予備の枕

高さ調節したい場合は、ありがたいですね

おいしい氷水のポットも

 

枕の脇に、薔薇のつぼみが

いい夢が見られそう…

 

「フランス料理を選んだ方には、お夜食におにぎりをお持ちしますが、、、」と言われて、「お願いします!」

ほうじ茶を違う茶器で持ってきてくれます

お米の粒が恋しい人達にとっては感涙ものです

あっと言う間に2個なくなり、私は夜中に食べるのだ〜!!

 

夜、お茶やホットワインのサービスがラウンジであります

甘くて香りのいいアップルティーをいただきました

夜の足

表のライティングが消えて、星が見えます

至福のひととき

ライティングは、消灯したのかと思ったら、定期的についたり消えたりしました

うれしい配慮です

 


 

部屋のサイドの窓から、男湯の露天が丸見え
まあ、イケメンまた貸し切り?!
お嬢と2人のぞいてたら「あっ、手なんか振っちゃって! ああ〜立ち上がっちゃって!! わ〜!きわど〜い!!」お嬢、大喜び
男湯は檜の大きい内湯、かなり広い露天だそうで、“まないたぐら”は見えないと
言って残念がっていました
 


 
 

朝のお食事
和食と洋食を選べます
朝食はどちらもこのダイニングでいただくようです
和食を選びました
 

 

朝7時から、ラウンジで「舞茸のおみそ汁」サービスがあって、イケメン&お嬢はこれを飲まんがために、早起きしたらしい

私はその間谷川沿いに散歩をしてましたが、「おいしかった!目が覚めたよ! 今度は違うおみそ汁かな〜」などと言いつつ


 

おかゆとご飯を選べます
両方食べることもできます
蓋ものは温泉玉子と湯豆腐
濃厚な甘いミルクがついていました
左端はコンニャクのお刺身
写真に写っていませんが、他に、姫筍と里芋、コンニャクの煮物などがあります
 

 

明太子、やまくらげ、ちりめん山椒など、品数豊富に

おみそ汁はわかめとお豆腐です

 

梅干し、花豆の煮物、塩辛など

 

湯豆腐の鯛のひとひらがおいしい

朝食時に「おふとんはどうしましょ
う、そのままにしますか?」ときいてくれます

ごろごろしたくて部屋に帰ったらきれいさっぱりでがっかり、とう悲劇は味わわなくて済みます


 

今回めずらしくおふとんをあげてもらいました
お湯と氷水のポット、茶器も含めてすべて変えてあります
 

 

冷蔵庫の上の電気ポットのほかに、毎回新しいポットを持ってきてくれます

朝お茶が飲みたくても、昨日のままの宿が多く、ちょっとがっかりしたりするのですが、新しいお茶器、おいしい水で淹れるお茶はことのほかおいしくいただきました

ラウンジ脇に300円のコーヒーの自販機があり、サイドに揃えてある様々なコーヒーカップの中から、自分で好きなカップを選んでラウンジで飲むこともできます

 

お宿のハンドタオルを持ち帰ることなどなかったのですが、真っ白のタオルに、男性用はショウブ、女性用はバラのかわいいワンポイント刺繍

宿の名も刷られていません

持って帰ることにしました

イケメンも「僕も持って帰る!」

このタオルを見るたびに、思い出すでしょうね〜

あのサーサーと掛け流されているお湯を…

あの谷川岳を…

10時半に水上駅に送ってもらう車の中で、お宿のクイズは解けなかったけれど、「あのお風呂なら上半身雪をまといながら、熱々のお湯にひたって雪の谷川岳を眺めつつ…フランス料理… 今年の雪見、早めに予約しよ!!」
お嬢2と顔を見合わせてにんまりしたのでありました

多少高くても、Bタイプ以上の部屋の眺めが絶対お薦めです

温泉宿には“こまやかな心遣い”という判で押したようなキャッチフレーズが氾濫していますが、こまやかな心遣いとは実際にどのようなことなのか、を実感させてくれるお宿です
 

谷川温泉・檜の宿 水上山荘

 

 

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