2004年3月28日泊



長野・別所温泉

花屋ホテル

やっと暖かくなってきて寒がりの母も動けるようになったので、前々から行きたかった「花屋」に、女の特権・JR“のんびり小町”のパックで行ってきました。

お部屋もワンランク上の離れ、温泉内風呂付きのお部屋、22時間ステイ、そのほか特典も色々付いて往復新幹線グリーン車の料金込みで、かなりお得感があります。

@30000円。

 

初めて乗った長野新幹線。

グリーン車で足ものびのび。

お弁当を食べ終えた頃に上田に到着。

上田線に乗り換えです。

 

ぽかぽか陽気で雲一つなく、
母は雨女の汚名返上。

 

ひなびた畑の中を、コトンコトンと電車は走ります。

窓の外には、今日の陽気で開きだした梅の花。
 

 

かわいらしい別所温泉駅。

周りは桜の木でいっぱいですが、まだ堅いつぼみです。

都内は満開の予報でした。

やっぱり寒いんですね。

 

駅から5分ほどで到着。

玄関に入る前に迷ってしまいそうです。

 

フロント。

仲居さんが出迎えて、すぐ荷物を持ってくれます。

私たちは軽いリュックなのでそのまま背負っていきましたけど。

 

今回2階の離れです。

長い長い廊下を、お話ししながらゆっくり歩いていきます。

こういうやり取りの中から、客の希望や好みを聞き出して、お宿の改善に反映させていることに、あとで気が付きました。

 

廊下の途中のガラス戸を開けると、本日のお部屋です。

 

次の間付き、縁側もあります。

 

8畳のお部屋。

テレビ、金庫、加湿器がありました。

丁寧にお茶を淹れてくれました。

電気ポットではなし。
 

 

お迎え菓子はみすず飴。

ITで調べていたら、みすず飴の社長がこのお宿の持ち主だということを知りました。
 

 

クラシカルな椅子。

庭の緑はまだ寂しいけれど、ツツジの時期にはさぞかし見事なのでは。

蕗のとうが出ていました。


 

トイレはウォシュレット

 

冷蔵庫はゆとりあり。

中の物は旅館料金ですが、1階にはハーゲンダッツ250円の自動販売機、飲み物類120〜150円の販売機がありました。

温泉入ってからアイスクリーム…
いいですよね〜
 

 

水とお湯が豊富に出る洗面台。

さっそく水を飲んでみると、ちょっとかどがある水で、それ以上飲みませんでした。

ドライヤーあり。

 

内風呂

大理石造り。

 

まあ〜! 掛け流し! 

水量は細いけれどすてきですね〜 

足を長々と伸ばせる大きさです。

最近母は、部屋に温泉が付いているのをことのほか喜ぶよう
になりました。

着いた勢いで、遠いお風呂場にも行くんですけど、夕食後はもう
歩きたくないみたい。

大喜びです。


 

で、着いた勢いで長い長い廊下をお風呂に向かいます。
混浴の展望風呂と露天へ、、、
 


 

混浴の展望風呂に入らんがために、チェックイン2時きっかりに到着しました。
あわよくばおじさま達の先を越せるのでは、と思って。
狙い違わず誰もいません、貸し切り!
なんという気持ちの良さでしょう。
なみなみと大きなお風呂に2人だけ。
下からもお湯があがっています。
 


 

ややぬるめの、わずかに湯の花が舞う、さらさらしたお湯です。
「あ〜〜」と言ったあとは、2人とも月並みに「命のせんたく〜」
 

 

湯口

2カ所あります。

 

露天にはしご。

部屋付きの仲居さんの話によると、1〜3月は露天を閉めていたそうですが、雪見の露天の要望がとても多く、凍結する露天までの道の上に屋根を付け、山からの風をビニールシートで防いで入れるようにしたそうです。


 

茅葺きの湯小屋
カランが1カ所。庭の中のお風呂で開けた景色が見えるわけではないのですが、やっぱり露天はいいですよね。
展望風呂より熱いお湯でちょうどいい。
 

 

左が湯口

長い廊下の途中の、水車

 

 

その向こうにも続く廊下

 

ロビー

時の流れを感じさせる。


 

お食事です。
「どこで召し上がりますか?」と聞かれて「こたつで!」、かりんの食前酒。
 

 

早出しでお願いしました。

鴨、海老、鮎など。

濃すぎない味付けで好感が持てます。

 

「渓流」という吟醸酒を飲んでみました。

あっさりと、おいしい。
 

 

地鶏の陶板焼き

グリーンの大根おろしがのっています。

この地方の大根の一種だそうです。

 

アンコウ鍋

下にキノコ類が色々入っていました。

 

山菜の天ぷら、朝鮮人参のフライ

仲居さんは「おいしいってものじゃないですが、珍しいのでは」とおっしゃいましたが、ほろ苦く、味わい深いものでした。

フライのパン粉も細かい物を使い、歯触りよく工夫されています。

おいしいお蕎麦の中にはたっぷりとなめこが入っています。

右上酢の物は、きゅうりの中にカニ。

まろやかに仕立ててありました。

 

薔薇の花に見立てた牛肉

リンゴを食べて育った牛だそうで、臭味がなく、おいしかった。

 

お造りは海老、鮪、イカ

左はフォアグラ、煮た大根の上にのっています。

海の物も山の物もある献立ですが、どれも水準以上の合格点!

これぞ、というものはありませんが、丁寧で品数多く、量もたっぷりあります。

 

機械でなく、自然乾燥したお米だそうです。

仲居さんはそういう説明をその都度してくれます。

艶やかで柔らかめの、おいしいご飯でした。でも、ちょっともう入りません…

 

デザートは大振りのメロン、苺、ワインで煮たリンゴ。

 

“のんびり小町”のデザートが付きます。

ごまプリン

入りません…
冷蔵庫に入れて、翌朝食べました…

 

露天は夜10時までなので9時過ぎに行きました。

展望風呂と女湯の方はかなり人声がしましたが、ここは気配がありません。

左男湯、右女湯。
 

 

貸し切りです。

夜の足

 

母がお部屋のお風呂に入って寝てしまってから、お部屋付きのお風呂で残っていた日本酒など飲みながら〜〜

本気でこのお風呂で寝てみようかと思いましたが〜〜

やっぱりそれは止めました。

羽布団にくるまって、かすかに響いてくる、お湯の掛け流されている音を聞きながら、なんて心が安まる音なんだろうって…

 

朝ご飯はダイニングホールで。

入り口にあるオルガン。


 

天井の高いホールで、朝日がさんさんと。
 


 

朝ご飯
このほかに、鍋で湯豆腐が。
昨日あまり食べられなかったご飯をおかわりしました。
自家製の鮎の甘露煮は、あっさりと薄味で、かつおいしい。
 

 

ぶどうの寒天

豊かな香りです。

 

“のんびり小町”のサービスのコーヒー

ホールの一部にラウンジがあります。


 

チェックアウトは11時なので、ゆっくりと大理石風呂に行きます。
 

 

入り口脇にある温泉の蛇口

 

女湯入り口

 

女湯の方は、大小2つの浴槽があります。

おじさんのほうは1つなんですって!

これは浴槽大の方。

 

こっちが小。

この2つのお風呂はお湯の量が豊富で、湯の花もたくさん舞っています。

お湯の質も一番いいような気がします。

湯気もうもう。

みんなここが好きなんですね。

いつ来ても誰かしらいました。

 

カップでお湯を飲んでみると、まるい柔らかいお湯で、喉を落ちる瞬間、ふわっとゆで卵のにおいが広がります。

お湯に浸かりながら、ゆっくりカップ1杯飲み終える頃には、なんだかとてもおいしいと感じるようになりました。

 

お風呂の入り口

あのドアを開けて、大正時代から今まで、いったいどれくらいの人達が入ってきたのでしょう。

 

“のんびり小町”のお宿からのプレゼント、厄除け箸。


ずっと付いてくれた仲居さんが「今度は松茸のころにぜひおいでください」

ああ〜!松茸!お部屋の掛け流しのお風呂!
すれ違うたびに「いらっしゃいまし」「お風呂ですか?いっていらっしゃいませ」
「おはようございます」と言ってくれる仲居さん達の笑顔!
また来ますね〜!!
 

長野・別所温泉 花屋ホテル

 

 

温泉仲間からの投稿へ戻る