箱根・芦之湯

きのくにや旅館

2003.10.26 泊

 

静かなたたずまいの本館入り口

 

今回はバーチャル母娘で、箱根・芦之湯で280年余の歴史をもつ老舗旅館「きのくにや旅館」の「まる得プラン」@1万1500円

バス・トイレなしの吉昇亭に1泊

だいたいどこでも木造の由緒正しいお部屋のほうがお安いのは、うれしいかぎりです

電話の予約の時から感じが良くって、すぐにお宿からパンフレット、確認表、それと箱根の観光地図が送られてきました

 

お天気も良く、紅葉もチラホラと

「やっぱりねー、日頃の行いがいいからねー」と、なおちゃんと2人でお互いに褒め称え合いました

連日、満館御礼のお宿です

チェックインも2〜3組待っています

従業員のみなさん、丁寧で気持ち良い応対です

贅沢ではないが、懐かしい昭和初期の木造建築です。掃除が行き届き、廊下もぴかぴか

 

フロントで、3カ所ある貸し切り風呂の予約をします
露天の予約は4時に取れました

ここには江戸時代のお風呂を模した「正徳の湯」という、小さい木のお風呂が2つある貸し切り風呂があるのですが、じつはそこにも入りたくて、夜入れないか聞いてみました

夜は10時までで、かつ今日は混んでいるので、無理ではない
かとのことでしたが、あとでまた聞いてみることにしました

窓の外のモミジ

こんなにいい塩梅にここだけ紅くなっています
 

 

使い込まれ、磨き抜かれた階段


 

今回のお部屋  2階、4畳と6畳の和室+2畳分の廊下と2畳の畳敷き

 


 

かすかな風が爽やか
休んでいると仲居さんがお食事時の追加や飲み物、浴衣のサイズなどを聞きにきてくれました
 



  洗面台

  右は冷蔵庫
  館内にビール、ソフトドリンクなど、自動販売機あり
  ソフトドリンクは150円

 



 

 

うれしいことに、トイレ付きのお部屋にしてくれてました!


お茶請けは強羅花詩の温泉餅“からみそしいたけ”というのもおいしい

売店で売っています

時の流れを感じさせてくれる、お部屋と金庫の鍵

 

4時です

さ〜お風呂

なにせ危険な母娘なので、「指さし確認しようね!」

フロントから案内してくれます

通りの向こうの資料館と外部のお食事処の奥にあります

貸し切り露天「枯淡の湯」

溢れています、濁り湯が…
 

脱衣処

なんのことはない、貸し切りなので指さし確認は必要ないのでした…
 


 

 

ゆるめのいいお湯です

湯の花が豊富に舞って…

豊かなお湯に、時間を忘れます

忘れすぎて、上がってブラブラと歩き出したら、向こうからお宿の人が駆けてきました

「恐れ入ります、次の方がお待ちで…」

恐縮いたしました

すみません


 

 

おなかがすきました

もう、お食事待ち切れません

6時ジャストにお食事処に

繊細なお料理が待っています!

ほどよい薄味の、手の込んだお料理です

量は少ないように見えますが、素材の味が生きているのと、アクセントの味がかならずあり、1品の完成度が高いので、たいへん満足するために、少ないと感じさせません


酢の物のサンマも、魚臭さがまったくなくて、ふっくらとおいしく魚の旨みがじゅうぶんに楽しめました

煮物も見事です
里芋、カボチャ、巾着状に巻いたのは冬瓜ではないかと思います
 

 

鴨鍋。鴨肉、鴨肉のつくね、水菜、えのきたけ、下にうどん、ぜんぶ鍋に入れます

噛んでも味がなく、噛みきれないゴム鴨は悲しいけど、これはまた何と素敵な鴨でしょう

ほどよい噛み応えがあって、ジューシーで、鴨独特のこってりと、かつ意外なほどあっさりと、おだしも良く出て、うどんがおいしい!
スープもみんな飲んでしまいました!

 

ボタンエビ、ハマチ、まぐろ

ああ〜、もう写真なんか撮っている場合で
はありません!

このほかにも、きのこ類の香り高いゴマ和え、サーモンの優しい味のフライ、天ぷらなどがありました

 

お新香、ごはん、赤出汁のおみそ汁

デザートはババロワ

みかんのゼリーがかかっています

2粒のザクロの酸味が絶妙です

老舗旅館の矜持がうかがえるお食事でした

「まる得」でお安いのに、いいのかしら?!

 

大満足ののち、違うお風呂です

ここのお風呂は男女入れ替わらないので、大丈夫

けっこう人の出入りが多く、写真を撮るのは大変

5種類の、温度も量も違う源泉が出ています

やや熱め

 

さわってみると、それぞれ温度が違います

 

どうしても「正徳の湯」に入りたくて、なおちゃんがフロントに電話

「最後の予約の方が11時20分に出ますので、そのあとでよかったら」というお返事が!

う・れ・し・い!!


 

11時20分にフロントに行くと、案内の人が待っていてくれました
案内されて「ごゆっくりお入りください」と言っていただいて、もう涙涙涙

憧れの「正徳の湯」
 


 

足です

夜のしじまの中で、なおちゃんと2人、溢れるお湯の音だけが響く、恍惚の時間でした
 

 

39度くらいの、ぬるいお湯です

一晩中入っていたいのでした

 

朝の美肌風呂

この源泉もぬるく、気持ちよく、えんえんと入っています

このほかにも内湯があり、そちらは熱く、かつ白く濁っていてそっちもいいんですけど、このぬるさがたまりません


 

朝食  おいしいアジの干物、ポテトサラダ、蒲鉾、山菜の煮物

 


 

自家製のできたての温かいお豆腐

おいしかったので、あとで仲居さんに聞いたら、そば粉とレンコンをすりおろしたものを、揚げてあるのだそうです

わさびの量と香りが抜群


 


とろろです

おいしい朝ご飯でした

仲居さんに「お口に召されましたか。ありがとうございます。機会がありましたら、またぜひお越しください。道中、気をつけてお帰りください」と深々とおじぎをされました

従業員の方々が、紋切り型でなく、自分の言葉でしゃべってくれます

こちらのわがままにもできるだけ応えようとしてくれるのが伝わってきて「ああ、いいお宿に泊まったな」と、しみじみ思います

 

 

帰り際、敷地内で見つけた、きのくにやのシンボルマーク

梵字だそうです

「気持ちよーく入れましたか?」(というかんじ?)「は〜い」
 

 

なおちゃんは筋肉痛なぞ無縁なので、今回も歩きます

芦の湖畔の杉並木

 

 

 

 

 

芦ノ湖遊覧船

 

 

 

下は、ロープウェイ


 

 

大涌谷・玉子茶屋

 

湯本・中村屋(お寿司屋)で晩ご飯

蒸し寿司

エビやイカの下にある穴子がおいしい!

ワタリガニのおみそ汁付きで2000円


 


 

今回のお土産
カステラ焼き箱根まんじゅう、1個50円
 

落花生まんじゅう
10個1000円
 

 

湯の花と、温泉黒玉子

 

今日はめいっぱい遊んだね〜

人の少なくなった湯本の駅

さあ、ロマンスカーで帰りましょう

箱根・芦之湯 きのくにや旅館

 

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