11年前、雲仙普賢岳が噴火して、島原に火砕流の大惨事が起きました。
その約1ヶ月半前に当地をノー天気に旅行していた夫婦がありました。
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東京から飛行機で福岡へ。
到着当日は女将の弟の家に1泊、歓談の夜を過ごす。
翌日、レンタカーで予約しておいた真っ赤なオープンカー(マツダ・ユーノスロードスター)に乗り、九州縦貫道を南下して阿蘇へ。
初めての阿蘇では馬に乗ろうと考えていました。
これは純粋に僕の希望です。
しかし、生憎の濃霧で頂上近くまで時速10kくらいで登るも、途中正面衝突の危機に3回ほど合い、断念しました。
とにかく10M先が見えないのです。
仕方なく引き返して宿泊予定の地獄温泉へ。
ここには露天風呂があり、楽しみにしていましたが、想像していたものとは異なり、全体に薄暗くドロドロしている。
秘湯を好む夫婦でないのは昔も今も変わらずです。
脱衣所までドロドロと濡れていて気持ち悪さが先に立った。
宿は@1万円だったと思う。
別棟の昔小学校だったような建物の部屋で、布団は継ぎ接ぎがあってシメっぽく、やたらに重かった。
阿蘇へ行かなかったブルーな気分が増幅された記憶があります。
夕食は囲炉裏での串焼きがメインで、先ず目に飛び込んできたのが、雀。
僕は子供の頃から食べていたので、珍しいしおいしく食べました。
しかし、雀の姿焼きに女将は食欲をなくし、ほとんど食べず。
夜はほとんど無口になっていました。
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翌朝は空腹にうまい空気も手伝って、ご飯が進み、女将は6杯も食べた(女将否認中)。
ご飯のお櫃をお代わりしたんです。
お櫃お代わり事件は女将も認めていますが、僕が食べたからと言い張っています。
両論併記。次に熊本城と水前寺公園へ。
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この旅行のために女将が選んだ揃いの真っ赤なジャケットで in 水前寺公園
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次に向かったのは天草。
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宿泊は松島観光ホテル岬亭@15,000円。
当時はバブル崩壊後まもなくであり、概ね今よりも値段は高めでした。
しかし、今でも思い出して感激していますが、料理のボリュームには驚きました。
大食漢の夫婦でも食べきれず、残してしまいました。
天ぷらなど、全然手をつけず、という状態です。
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それに、部屋の窓からは天草五橋が見える。
露天風呂があったのですが、記憶が定かでありません。
確か細長くてウナギの寝床のようで、海に面していたように思うのですが、現在の当館のサイトでは庭園露天風呂になっているし、女将は違うと言
うし、記憶に自信がない。
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翌日は快晴で、季節は桜が満開と絶好のドライブ日和。
天草の桜のトンネルをオープンカーで疾駆?しました。
下島を時計回りに海側を走る。
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女将 in 真っ赤なオープンカー(マツダ・ユーノスロードスター)
この旅行で、高速道路、天草と半分以上を女将が運転。
僕はこの車の運転を楽しみにしていたので、ハンドルの取り合いでケンカになりそうだった。
しかし、この女将の容姿に圧倒されて、スゴスゴと引き下がる。
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自分では決まっているとご満悦な番頭

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下島では行き止まり状態になったので引き返しましたが、途中のGSでガソリンを補充しようとしたら、誰もいない。
裏まで言って大声出したら、畑から「ハイ、ハイ〜!」とオバちゃんが出てきた。
僕らの真っ赤に驚き、次に車に驚き「こんな外車は初めて見た〜」と、言われたのにはこちらがビックリ。
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宿の近くの展望台で、天草五橋をバックに女将 野村サチヨさんじゃありません
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天草からフェリーで雲仙に渡る
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このとき島原は洪水にやられた後のようで、流木とか大石が道をふさいでいる箇所がありました。
旅行の計画段階から、雲仙の普賢岳は是非登ろうと考えていました。
好きな俳優である緒方拳と三国連太郎が主演した「復讐するは我にあり」という映画をごぞんじでしょうか。
連続殺人犯の緒方拳が死刑になり、その骨を父親の三国連太郎と妻の倍賞美津子が普賢岳から投げるラスト・シーンです。
投げたときに見える景色が見たかった。
女将はロープウェイに乗りたかった。
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雲仙 普賢岳の展望台から
ロープウェイで登るときに普賢岳を観ると噴煙が所々から上がっていた
次からの画像は、ロープウェイからの帰り、乗り場から駐車場まで馬に乗ったものです。
行くときから女将が馬に乗りたいと言っていましたので、帰りは乗りました。
片道@1,500円
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白い馬を大変気に入り、ご満悦で、ポクポクとやってくる。
私は先に走って100mくらい手前からカメラを構える。
子供が手綱を取り、オジサンが後から着いてくる。
このオジサンが、大変なクセモノ(曲者)で......
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やおら子供と手綱を交代すると、綱を放して軽く尻を叩く。
馬はポクポクからポコポ、ポコポっと早足に、。
馬上の女将の顔をご覧下さい、キャー! いや、ギャ〜!と叫んでいます。
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キャー、キャーは山にこだまするように、10秒くらい続く。
オジサンと子供は着かず離れず、ニタニタ笑いながら小走りに後から来る。
もう50mくらいで駐車場というところで、子供が馬の鼻面を押さえて止めた。
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けっこう、でっかい馬です。
後ろから来たお客さん達も、何事かと追いかけて来ました。
オジサンと子供、それに私は大笑い。
女将も安心したのか、笑うしかないのか、笑っています。
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駐車場に着くと、まばらにいた人達がみんな笑っていました。
別の馬のオジサン、もう笑いが止まらないという状態です。
この仕事は、これがあるから辞めらんない、という顔。
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ここから、長崎は近いのですが、長崎は歩いてみたいので、又の機会に。
街道沿いのカステラの製造販売所で、自宅宛に土産を送り、武雄を通って呼子へ。
呼子では松田屋に宿泊。
イカの刺身がおいしかった。
温泉無し。
翌日、朝市を見学して、唐津城に登り、虹ノ松原を通って博多へ、
空路帰宅。
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