2007年の年末は28日まで仕事、更年期障害がぶり返さないように29日はよく寝る。
朝風呂入って寝て、喰って寝て、一年の疲れと汚れを取る。
仕事を終わった若女将も28日の深夜に帰ってきている。
30日は自分の部屋だけ簡単に大掃除をして、明日からの正月年越し旅の準備。
 

31日は帰省の渋滞が想定されるし、不慣れな雪道だから朝7時半に自宅を出発。
外環から関越道へ。
車の量は多いが渋滞はなし。
気持ちよく晴れた埼玉県を過ぎ、群馬県の高崎を過ぎた頃から前方に曇った空が。
 

水上に近づくと小雪混じりの小雨が降り始め、この暗さ。
電光掲示板に「トンネルを抜けると雪」「普通タイヤのチェーン規制」の表示。
 

長い関越トンネルを抜けると、この通りの雪。
チェーン規制で1車線になった誘導路で、前後の車の間隔を確かめて、
ブレーキを踏んだり、轍(わだち)以外の新雪を走ったりして、タイヤの滑りを確認。
4WDにスタッドレスタイヤ、制動や加速、ハンドリングにも問題はない。
 

湯沢から六日町に向かう頃には雪が激しくなる。
前方に除雪車がいると急に渋滞するので車間距離は多めに開けて走る。
 

「わあ〜、スゴイ!」
助手席の女将は興奮してます。
小出ICを下りると、溶けた雪でグショグショ。
11時前だが、SAで買ったおにぎりくらいしか食べてないので、
先ずは腹ごしらえを、、、。
 

小出ICを下りて352号線に向かうと道の駅「ゆのたに」がある。
その少し先、左側にある和風ファミレス?そば屋?の「増田屋」に入る。
11時開店なのか未だ準備中であったが、入れてもらい待つ。
メニューにソバゲッティーなるものがある。
ソバをスパゲッティー風にした料理で、「勇気を持って試してみて下さい」とある。
面白い店主だ。
女将は「冷やしおろし蕎麦、揚げ餅入り」を注文。
この揚げ餅がなかなかうまい、番頭が1コもらって喰う。
 

番頭は量重視だからセットメニューだ。
カツ丼と盛り蕎麦のセット!
蕎麦は喉ごしが良く、けっこううまいよ。
もちろん満腹になる。
 

若女将が注文したラーメン。
そば屋のラーメンだから和風味。

お手頃料金で昼飯をと思えば満足できますよ。
 

雪も上がっていて、湯之谷の市街地は融雪道路だから道に雪がない。
 

温泉街を抜けて、奥只見へ向かう旧道に入ると、除雪されているがこの通りの雪。
 

宿へ左折するところでは更に積雪が。
旧道で奥只見へは直進はできません。
 

除雪されているが、雪用タイヤでなければ谷川に突っ込んじゃうよ〜。
 

無事ご到着!

若社長がブルドーザーを運転して雪をかいて谷川に落としている。
除雪してもすぐに雪がつもるから大変だよ。
とてもスコップで間に合う量じゃないからね。
しばらく様子を眺めて待ち、若社長のGOのサインで空いているところに駐車。
 

ロビーに入ると、外には又しんしんと雪が降ってきて、、、

 

室内の灯りが窓ガラスに映るくらい薄暗くなった。

 

あ〜、この囲炉裏も外の雪景色が一番似合う。

 

真っ赤に熾きた炭と、自在鍵にかかった傾いた鉄瓶。
側にはおじいちゃんとおばあちゃん。
なんとホッとする光景だろう。

 

「お帰り〜!」

「ただいま〜!」

なんて、四十数年前に帰ってしまった夢をみているのか、部屋の用意ができるまでウトウトしてしまったのでした。

慣れない雪道の運転で多少疲れたのでしょう。
番頭うたた寝の図です。

 

 

部屋の用意が調うまで待ちましたが、荷物は部屋に届けていただきました。

 

2007年12月31日&2008年1月1日の2泊

栃尾又温泉 自在館

http://www.jizaikan.jp/

3人泊 トイレ付き和室 肉付き花プラン
1泊1人@14,430円+正月割り増し1,050円

 

部屋は2階のトイレ付き8畳+縁側テーブル有りの角部屋。

 

14インチのテレビ、電気ポット、石油ファンヒーター。
アメニティーは歯ブラシセット2泊分とタオル、バスタオルは2泊だから2本。
電話の横の木箱には裁縫セットと胃薬が常備されている。
左の竹柱の隣に扉付きの洋服かけ。
押入には布団。
敷き布団はマットレス無しの1枚だよ。
かけ布団は羽毛布団1枚。
若女将は体が痛くなったとか言っていたが、僕は平気だった。
ヒーターは切って寝たが全く寒くなかったな。
浴衣に上っ張り、他にパジャマの代用か作務衣の上下がある。

 

 

まんじゅうでお茶をすると、僕は霊泉「うえの湯」へ。

女将と若女将は2時に予約した貸し切り露天風呂「うけづの湯」へ。

貸し切り露天風呂「うけづの湯」は加熱循環している。
おそらく一番風呂で、入れ替えたばかりだったのか、加熱が充分でなく寒かったそうだ。

 

この景色もお湯がぬるいと寒さを増すだろう。 露天だから外気は氷点下だ。

 

 

と、いうわけで、ロビーに戻り、貸し切りの内湯「うさぎの湯」を続いて予約。

囲炉裏で暖をとりながら空くのを待つ。

若女将はバレーの練習のしすぎか、股関節を痛めていて、正座ができません。
現在整体に通って治療中。
オヤジが娘に代わり行儀の悪さを釈明。

 

 

貸し切り内湯「うさぎの湯」

脱衣所の洗面。
ドライヤーあり。
 

石油ファンヒーターあり。
どの風呂の脱衣所にも石油ファンヒーターがあり、暖房されている。
廊下や階段の踊り場、共同のトイレにも石油ファンヒーターが置いてある。
 

「うさぎの湯」

 

 

霊泉「したの湯」の屋根が見える。

「うさぎの湯」と「たぬきの湯」は夜10時半から朝8時までは男女別の内湯になり、深夜も入れる。
その他の時間は予約で貸し切りできる。

霊泉「したの湯」と「うえの湯」は午後3時から30分の清掃時間を置いて入れ替えになる。

僕は「うえの湯」から帰ると、押入から布団を引っ張り出してゴロッと寝て、3時半から「したの湯」へ。

午後6時半から「野草庵」で夕食。
囲炉裏風個室。
夕食時は襖風の間仕切りで個室に、朝食時は仕切りを取り3組の広間にする。

 

最初に並んでいた料理。

 

 

お造りは虹鱒と舞茸。

四角の白いのは何だったかな?

 

蕗味噌とワラビのおひたし。

蕗味噌は蕗の苦味が残り美味。
気に入ったので宿の売店で2袋購入してきました。

 

うどの煮付け。

これも美味かったので、宿の売店で2袋購入してきた。
自家用です。

 

キノコ等の酢の物。

 

むかごの煮たもの。

これは3人前なんだが、雑炊で鍋に入れるものなのかと思ったが、わからずに番頭が喰ってしまった。

うまい!とか言うんじゃなくて、懐かしいっていう味だな。

 

若女将ご注文の「八海山」のコップ酒。

1升瓶から、升にこぼれるほどについでくれる。
若女将は「これがうまいのよね〜」なんて言うようになった。

@800円。

 

「冬に新潟に来たら、これでしょ!」

女将のご注文は冬期限定「緑川の生」。
4合瓶@2,000円。
にごり酒だ。

「今年もお疲れ様でした〜、来年もよろしく〜!」と、乾杯。

 

 

緑川をコップに4分の一ほど入れてもらい、一丁前に酒を飲む。

うまい!のはわかりますよ〜。
でも、ね、顔が真っ赤になり、鬼瓦権蔵のようになるのです。

おおっ、鴨鍋もグツグツと煮えてきました。

 

 

あたたかい冬瓜とエビ、銀杏の煮物が来ました。

 

年越しの晩は鮭!

これ新潟の常識、会津でも常識。
会津の田舎では鮭を「赤さかな」と言ってましたな。

これも焼きたてを後から。

 

食い始めて、、、あっ写真を、、、。

山菜の天ぷら。
舞茸、春菊?そして、、、。
これは一人前。

 

おお、番頭の大好物が来ました。

椎茸と牛のステーキ。
この椎茸はホントうまい!
ステーキも歯ごたえと旨味が絶妙で、このくらいが一番いい。

 

おわん。

 

お新香3人前。

卵は雑炊用。

と、言うわけで雑炊まで完食! ご飯はさすがに魚沼、うまいよ。

 

本年最後の宴の後。 電気釜をカラにしてしまいました。

 

 

お酒の値段、参考までに。

これは安いと思うよ〜。
純米緑川4合は冬に行くと「生」だよ。
どこでも売っているわけじゃないしね。

越乃寒梅だって、めったに置いてない。

今度は「峰乃白梅」と「雪中梅」試してみなくちゃね。

 

食後はロビーの喫煙エリアにて、無料のコーヒーで一服。
これ愛煙家の習性。
嫌煙家のみなさん、ご勘弁くだされや。

若女将はアイスを頬張る。

 

部屋に帰ると布団が敷いてあり、冷水が用意されている。

8畳だと3組布団敷くとテーブル置いてイッパイイッパイだね。
翌日は布団は敷きっぱなしで、部屋には入ってこない。
風呂入ってゴロン、飯喰ってゴロンの寝正月だ〜。

番頭が格闘技でTVを占有したので二人は風呂へ。

僕も11時過ぎに風呂に入って就寝。
快眠のせいで朝は5時半頃に目覚め、6時には霊泉「うえの湯」へ。
その時間にはもう5人も先客がいたよ。


 

明けて 2008年(平成20年) 正月 元旦


最初に並んでいる料理。 左の丸いのはお櫃ではありませんよ。 曲げワッパ?

 

蓋を開けると、ジャジャジャジャジャーン! お節です!

 

 

数の子もあるでよ〜!
これは、既に一口かじった後で、この倍の大きさです。

他に伊達巻き、黒豆、栗きんとん、大根のナマス、昆布巻き、田作り等。

「数の子があればお節は完璧!」
                  by 女将

 

席に着くと、お銚子が3本持参されます。

「あれっ、注文してないのに、、、」

これが、正月特別付録で、一人に1本つくのですね。

早速お猪口についで、「明けましておめでとう!」 「今年もよろしく〜」

他はいつもの朝食のようで、僕の好きな車麩の煮付けも、女将の好きな納豆もあります。

 


 


 

雑煮もあるでよ〜!

 

「お餅はいくつになさいますか?」と訊かれて、「丸餅?切り餅?」と女将。
関ヶ原より東は切り餅だから、当然「切り餅です。」
それに「雑煮とあんころ餅がありますが、、、」
番頭大喜びで即答、「僕はあんころ餅2コと雑煮2コ」。
二人は「雑煮1コ」です。
この餅が市販の切り餅の1.5倍はあり、水っぽくない密度の濃い餅なんだ。
歯ごたえはあるわ、のびるわ、うんまいこと!
正月だ、正月だ〜!と、完食。
ご飯まで1膳喰ったもんだ。
会津の実家では、餅の3点セットはこれに納豆餅。
納豆がついていたが、さすがに食べきれないので、追加の餅は頼まず。
 

 

女将の食べ残した餅を、海苔を巻いて食ったけどね。

あ〜、腹くっち〜よ。

 

自在館定番の豆乳、山葡萄とオレンジのジュース、自家製ヨーグルトもあり、当然のように取ってきて食す。

満足、満腹の正月元旦の食事でした。

食後は正月飾りをされたロビーへ。
 

喫煙エリアでコーヒー飲みながら一服。
 

窓の外は雪景色。

 

女将は囲炉裏で新年を迎えて新たな決意でしょうか。

 

一休みしたら女将と若女将は霊泉「したの湯」へ。

 

「したの湯」への廊下に置かれた行灯。
 

階段にも、、、。
 

「したの湯」の屋根には更に積雪が。
 

2月頃にはこの窓の半分くらいまで積もってしまうんでしょうね。
 

見上げると、1階、2階、3階が見える。 2階の左端が僕等の部屋。

 

 

脱衣所の手前の湯上がり処から、下りてきた階段を。

 

そこに置かれた電話。

万一の場合はこれで連絡を、でしょう。

風呂入ってゴロッ、持参のお菓子をつまんでゴロッ。
また風呂入ってゴロッを繰り返し、とてもお昼を食べる空腹感は来ず、
元旦の日は暮れたのでした。

 

そして、夕食は同じく野草庵を個室に仕切った部屋で。

 

最初に並んでいた料理。

 

3点盛りの右は松前漬け。

 

女将「今夜は越乃寒梅」です。 番頭は「こしひかり!」で乾杯。

 

 

ゼンマイ、高野豆腐の煮物。

 

お造りはサーモン、シメジ、山芋。

 

今夜の鍋は、コシヒカリの半殺しの団子汁です。

 

岩魚の素揚げ。

カラッと揚げてあり、頭から骨まで食べられる。
入れ歯の年寄りも食べられるように、身の部分は骨を抜いてある。

 

しょうがみその焼きおにぎり「剣山焼き」
一人1個です。

食事処「野草庵」に来る途中、若女将が焼いているのを見て、香ばしい匂いに
「美味しそう!食べた〜い!」と、言っていた。
大喜びで手に取る。
これ、うまいよ。

 

お椀は油揚げのみそ汁。

 

お新香3人分と、デザートのリンゴとキウイ。

 

これも頭から骨まで食べられるように1時間半かけて焼いたと言う岩魚の塩焼き、アツアツで出てくる。

「そんだけ手間かけて焼いたものなら、全部食べましょ!」
「そんなにムキにならなくても、「歯が悪いのに、、、」
「猫舌で、アツいんだよ!」

何もこんな画像載せなくてもイイんだが、女将が「載せろ」って言うから。
アホみたいに見えるから削除すっかな〜。

 

 

鍋の雑炊用薬味とレンコンの酢漬け。

本日も完食です。

昨夜電気釜を空にしたせいか、電気釜が大きくなり、いっぱい入ってました。

 

食事処「野草庵」へ行く途中で岩魚やおにぎり、ステーキ、椎茸を焼いている。
僕のように椎茸好きが、追加注文したのかな?

 

参考までに、別注の値段です。 今夜の焼きおにぎりは別注ではありません。

 

これも参考までに自販機の値段。 ソフトドリンクは@150円。

 

 

ビールもこの値段です。

山の宿では相当頑張っているよね。

宿の売店で蕗味噌、ウド等を買って帰ったが、途中の道の駅の値段よりも安かったね。
女将が宿で「緑川の生」を買ってくれば良かったと悔やんでいた。

 

ロビーにあるコーヒーとどくだみ茶は、宿泊客は無料で何杯でもOKです。

他に冷えたラジウム温泉水がある。

売店にはカップ麺が@150円というコンビニ値段で置いてあるので、腹減ったら買って喰えるよ。

アイスも市価だ。

湯治客にはありがたいでしょう。

翌朝、食事処へ行く途中で駐車場を見ると愛車が雪に埋もれている。
こりゃ〜、雪かきしないと乗れないな。

ご安心を、、、。
出発までに雪をのけてありましたよ。

 

食事処の入り口に置いてある「自由にどうぞ〜」の自家製ヨーグルトとジュース。

 

2日の朝食。

 

焼き魚はイワシ。

 

 

ラジウム納豆は毎朝食にでます。

この3〜4年納豆を食べたいと思わなくなっていたが、「うまいわよ」と女将に言われて食べてみた。
この納豆は豆が大きくて柔らかく、コクがあって、うまい。
気に入ったので、売店で買って帰った。

今朝のご飯は少し柔らかすぎ。
新潟の温泉に来る客はご飯に対する期待が大きい。
完璧を期さないとダメよ。

あ〜、この光景も今日で暫くお別れです。

 

チェックアウトが11時だから、それまで名残惜しく風呂へ。

 

 

女性二人は貸し切り内湯「たぬきの湯」へ。

 

洗面にはドライヤーあり。

 

 

自在館には湯治で1〜2週間泊まる丘yくさんが多い。
だから、コインランドリーがあります。

 

ご一緒になったオジサンは2週間くらい泊まっていくと言っていた。
「2泊で帰る」と言ったら、「2日には新年会があるのに残念だ」と言っていた。
長く逗留していると仲間ができて、新年会までやるみたいだ。

また、手術を何度もしていて、その度に術後の療養に来ているそうで、医者が驚くくらい回復が早いと言っていた。

僕と女将の肩こりもスッキリとなくなる。

これほど効能を実感できる温泉は他に経験がないんだよね。

ま、若女将の股関節は効能を実感できなかったようですがね、、、。

今回初めての女将との混浴を「うけずに湯」で楽しみ、チェックアウト。

 

「また来たいわね〜」 「うん、また来よう」と言いつつ雪道を帰る。

 

雪は一旦止んでいるが、来る時よりも積雪は多い。

 

小出ICから高速道路に乗ると吹雪。 慎重に運転。

 

関越トンネル。

 

トンネルを抜けると、路面は濡れているが雪はなし。

 

渋川伊香保辺りからは快晴。

 

 

今年も温泉での素晴らしい年越しができて、ホントに幸せな新年を迎えられました。
自在館のみなさん、ありがとう。
明日からは仕事が待っているけど、次の年越しのためにも健康で頑張らねば、ね。

みなさんにとっても良い年でありますように、こころからお祈りしていますよ。
このサイトも、みんなが楽しめるように更新に心がけます。
気が付いたことがあったらドンドン書き込みしてね。
できることはやります、です。

来月も雪国新潟県の温泉に行きます。
友達の男4人でですが、、、。
もう楽しみで、楽しみで、待ち遠しい。