温泉街から離れた高台の小道を数分歩くと、白樺林の向こうに民芸調の建物が見えてきます。
しかし、その立派な外観からは考えられない全九室という小規模旅館です。
細やかで行き届いたもてなしを心掛けるために、女将さんの目が届くこの規模になったのだそうです。
一歩館内に入ると、お香が仄かに漂い、至る所に野草が趣味のいい花器に生けられて飾られ、それらから醸し出される落ち着いた雰囲気は、まさに「風雅」という言葉が似合います。
古民家を再生した囲炉裏の間での食事も気分が盛り上がります。
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風呂ですが、露天は貸切り利用の一か所しかありませんが、客室数が少ないのでほとんど待つこはありません。
この露天、大人三人が入ると一杯になってしまうほど小振りなものですが、建物から少し離れた林の中にあり、まさしく秘湯といった趣があります。
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さらにこの宿の内湯は、壁の二面が大きなガラス戸でしかも全開に出来るので、そこら辺の並の露天など問題外の開放感があります。
窓の外には白樺と小梨の林が広がり、こちらも山の色は濃いです。
浴槽は八畳位の広さがあり、内湯、露天ともにトロリとした濃厚な感触の白濁した名湯が注がれています。
また、脱衣場だけでなく洗い場にまで客が冷たい思いをしないように床暖房が施されているところに、宿の心遣いを感じます。
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風呂の他にも、浴衣を炬燵の中に入れて暖めておく、夕食で御飯まで食べきれずにいると、あとで握り飯を部屋に届けてくれる等々、本当に細やかなもてなしが受けられます。
掃除も驚くくらい完璧に出来ていて清潔だし、なによりも洗練された品の良い館内の雰囲気は、女性には絶対に喜ばれるのでは、と思います。
一泊\15000からと決して安くはない料金ですが、その内容から考えると明らかに割安で、超割高感のある宿が多い白骨温泉のなかでは、とても良心的な価格設定に感じます。
私は白骨温泉で泊まるなら、ここ以外は考えられません。
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白骨温泉 小梨の湯 笹屋
http://www.shirahone.org/sasaya/index.html |
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