秋田県小安温泉 小安観光ホテル鶴泉荘

2001.11

小安温泉は栗駒山を秋田県側に下ったところにあります。
県道沿いに温泉宿が街と言うにはなんとも中途半端な間隔で点在している。
歓楽的な雰囲気は殆ど感じられないし、時期的にオフシーズンなんだろうねぇ、
道を歩く観光客も見えなくて、土曜日なのに温泉地全体が”眠い”ように見える。
さて、今宵の宿、鶴泉荘。
52室も部屋があるし屋号に観光ホテルって付いていて普段なら絶対パスするタイプの宿なんだけれども、近辺の温泉宿で休前日の一人泊でも宿泊可だったのがここしか見つかんなかった。
外観は味気ない鉄筋建築。
中に入ると、サーモンピンクの絨毯が敷きつめてあって、こちらも下品じゃないけど味気ないのぉ。
所謂、新和風ってやつですか。
玄関があるのは新しい本館で、自分が泊まったのは連絡通路を渡った別館だったんだけど、一歩足を踏み入れたら、雰囲気が一変、よく言えばレトロ?。
う〜ん、二昔位前のディスカバージャパンな頃のまんま。
どこも古びてんなぁ〜。
客室の掃除は行き届いているし、生花が活けてあったりするんだけど、窓ガラスにヒビが入っているは、共同便所のニオイが廊下に漏れていたりして、きちんとしているのかいい加減なのか宿の姿勢がイマイチよく分からんぞ。

風呂は本館に露天風呂を併設した大浴場がある。
露天風呂は後からベランダに無理矢理作っちまったようなカンジ。
山と小安峡に面してはいるけれども、対岸に家はあるし川も身を乗り出さないと流れは見えなくて残念。
内湯は、ジェットバスの機能もあったりして設備も広さも宿の規模に見合っていたよ。
ただ、湯口から結構な勢いで温泉が注がれてるんだけど、ぜ〜ん然湯船から溢れてこないんだよね。
ひょっとして循環ってやつかい?
でも、真偽の程は分からないし、掃除は出来ていて清潔だから、まあいいんじゃない。
あと、別館にも内湯があったよ。
こちらも結構広かった。
湯口から出ている温泉の匂いを嗅いでみたんだけれども、本館の湯と匂いが違っている。

源泉が異なるのかねぇ。
個人的にはこっちの湯のほうが肌触りが優しい感じがしてイイ。
ただ、男女の境の仕切りに古びたプラスチックの蔦と葡萄が飾ってあるのはどんなもんでしょうか?
これもディスカバージャパンな感じがするねぇ。
はぁ〜。
食事は味自体はまあまあなんだけど、後出しで出てきた稲庭うどんも土瓶蒸しも
温くてさ、後だしの意味がないじゃん。
食堂での食事だったんで他の客を見ていたら基本的な献立は皆同じだったけど、デザートがオレンジ、柿、メロンと部屋ごとに違っていたよ。
あっ、そういえば茶碗蒸しと土瓶蒸しの違いもあったぞ。
この差は料金に因るものなのかなぁ。
だとしたら幾ら位の違いなんだろう。
謎だ。
食事の時以外での従業員との接触は皆無だったんで、その対応の良し悪しはわからん。


老人会系団体客と同宿でさぁ、夕と朝の風呂は激混みだし、チェックアウトの時にはロビーで鉢合せで、見渡すかぎり同じ団体さんばかりというのは一種独特なオーラがあったよ。
んでもって、トイレがどこも使えない程汚くなってて、部屋にトイレのない自分は
朝便するのに一苦労した。
十台位のバスを連ねて出て行ったから、団体客でほぼ貸切状態だったんだね。
今回、大きな宿はやっぱり苦手だなぁ、と再認識したよ。

当日宿泊料@¥14,000

      

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